竹島メモ
・日本
国際司法裁提訴 韓国に働きかけ 竹島問題で外務副大臣
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050324-00000026-san-pol
まぁ・・・適当な理屈で逃げられそうだけど。
・韓国
いつもどおりぼちぼち出てきた抑制派:
「盧大統領は先走り過ぎた」 対日強硬発言に批判の声
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/24/20050324000030.html
盧大統領の「外交独走」、その得失は?
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/24/20050324000047.html
大統領の外交独走に自嘲ムードの外交部
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/24/20050324000072.html
外交部も知らないうちに決められる外交政策
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/24/20050324000074.html
相変わらず強硬派:
島根県知事、慶尚北道との交流再開を希望
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/24/20050324000027.html
大統領が表舞台に立つ外交に対する懸念
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/23/20050323000071.html
つまりいつもどおり、「発火=>過剰反応=>メディアによる祭り=>政府の人気取り=>反省」のパターンに落ち着きあるということだ。
国際司法裁判所云々の記事が韓国側で出回るのは明日以降かな?
ついでにでてきた「対馬も韓国領」:
対馬は新羅の属地? 海外歴史書が存在
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/24/20050324000013.html
これは
この本は日本熊本大学のシミズ・キヨシ教授(言語学)が「最近独島が韓日関係の中核争点として浮上しているが、韓国学者と国民にこの事実を知らせたい」という内容の電子メールを李教授に送り、公開された。
日本人かよ。
・・・「日本熊本大学」というのは熊本大学だよねぇ。
熊本大学言語学研究室
http://lg.let.kumamoto-u.ac.jp/staff.html
「シミズ」教授はいませんな。「福澤清 Kiyoshi Fukuzawa」教授ならいるけど。
しかしこちらは日本国内ではあまり報道されないねぇ。故意かしら。
馬山市議会が「対馬島の日」条例を可決
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/18/20050318000076.html
対馬島征伐は朝鮮・世宗1年(1419年)、 李從茂将軍が227隻の兵船と1万7000人の兵士を率いて馬山浦を出発し、賊船129隻を奪って敵の拠点2000か所を燃やすなどして対馬島を征伐し、慶尚道に隷属させたものだ。
過去の侵略の美化には当たらないのだろうか?
経済的な影響も考慮せずといきまいていたわりに、次第にトーンダウンする大統領
経済文化交流は活発に継続 日韓関係で韓国大統領
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050324-00000219-kyodo-int
韓国財界はさすがに過激・無謀な外交にはついていけないらしい
韓国政界はおこちゃまが
「独島は日本の領土」 日本政府が口上書を毎年発送
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/21/20050321000051.html
鄭議員は「この口上書は事実上、独島侵略を表明する文書であり、これまで保管してきた口上書をすべて焼いて、今後はこれを受け取らない方が望ましい」と述べた。
ぜひ、全世界生放送で国家間の外交文書を焼き捨てる姿を放送してほしいものだ。
竹島(に限らず領土問題全般)については共産党も日本領との立場だね
竹島の帰属が問題になっているわけは?
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-07-17/2002-0717faq.html
盧大統領の談話全文というのは韓国寄りの人々により好意的に解釈されているようだ。
―――――――― 以下転送 ――――――― Subject:「事必帰正」:盧武鉉大統領の対日問題談話全文訳 From:Taichiro KajmuraDate:Wed, 23 Mar 2005 20:17:43 +0100 To:受け継ぐ会 日本の友人のみなさま、 3月23日に青瓦台のホームページに寄せられた韓国の盧武鉉大統領の対日問 題に関する韓国国民へ宛てた談話の全文の翻訳をお届けいたします。日韓問題 に 関して大統領自身が直接、これほど厳格に日本政府を直接批判したこと は、これまでもありません。大統領は「事必帰正:すべての過ちは、必ず正し い道理に 帰する」を信じていると述べ、ありうる困難を見通して国民に覚悟 と自覚を呼びかけています。極右勢力に乗っ取られている自民党の小泉政権に 対する、近隣 諸国首脳からの、これほどの直裁な批判は前代未聞でしょう。 ふたたび、佐島顕子氏の翻訳でお届けいたします。 ()、「」は訳者による訳注です。 転載はもちろん歓迎いたします。 梶村太一郎拝 (以下翻訳) 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 、、、、、 韓日関係に関連して、国民の皆さまへ [2005.03.23] 尊敬する国民の皆さん 国民の皆さんの憤りは、報道を通じて手にとるように見ています。そして私 は、沈黙している多くの方々の胸中に秘められたもどかしさにも共感しています。 皆さんが感じている憤りともどかしさを少しでも解ければと思い、この文を書 きます。 国民の皆さんのもどかしさは、大きな怒りと抗議にもかかわらず、希望的な結 末は予想しがたいという点にあります。これまで韓国国民は、政府が微温的に 対 応した時も、強硬な対応をしたは良いが特にこれといった結果なくうやむ やになってしまった時にも、我々の意志を貫徹するにふさわしい手段がないと いう状 況を理解して、深く恨まず、気持ちを静めてきました。 今回の政府の対応についても同様です。「気持ちだけでもすっきりした」と おっしゃりながらも、やはり正当な結果は期待しがたいため、もどかしく思わ れて いることでしょう。 しかし国民の皆さん 今度は違います。(政府は)正しく対応します。もちろん、感情的な強硬対応 はしません。戦略を持って慎重に、しかし積極的に対応します。結局うやむや に するようなこともありません。遠くを見つめ、根気強く対応します。 尊敬する国民の皆さん 日本はこれまで自衛隊海外派兵の法的根拠を準備し、今では再軍備論議を活発 に進めています。これらはみな、痛ましい過去を我々に思い出させ、未来を不 安 にする行為です。 しかし日本がすでに謝罪し、それを我々が受け入れ、新しいパートナーシップ を宣言したのですから、普通の国々が一般的に享受する国家権能を日本だけが 持 てないというのは、日本国民が納得しがたいことです。このような判断か ら、我々は懸念を抑え、言いたいことを控えてきました。韓日関係の未来のた めでし た。 はっきり言えば、謝罪とは真実な反省を前提とするとともに、それに相応する 実践が伴うべきものですから、小泉首相の神社参拝は、日本の指導者たちがか つ て行った反省と謝罪の真実を毀損する行為です。 韓国政府はしかし、これについても直接的な外交争点としたり、対抗措置を とったりせず、それとなく自制を促すにとどめました。それこそ、日本の指導 者た ちが口癖のように繰り返す、未来志向的韓日関係のためでした。しかし ながら、もうこれ以上黙過できない事態に立ち至ってしまいました。 日露戦争とは、名称からして日本とロシアの領土をめぐる戦争のように見えま すが、そうではなく、日本が韓半島を完全に手に入れるために起こした韓半島 侵 略戦争でした。実際、日本はこの戦争に勝利した直後、我々の外交権を強 奪し、事実上の植民統治を開始しました。 日本はこの戦争中に、独島(竹島)を自国の領土に編入しました。それこそ、 武力で独島を強奪したのです。日本の島根県が「竹島の日」と定めた2月22日 とは、100年前日本が独島を自分たちの領土に編入した、まさにその日なので す。それこそ、過去の侵略を正当化し、大韓民国の光復(独立)を否定する行 為です。 教科書問題も同様です。2001年、歪曲された歴史教科書が日本でほとんど採択 されなかった時、我々は日本の良心に期待をかけ、東北アジアの未来につい て楽観的な展望も持ちました。それなのに今、その歪曲された教科書がまた息 を吹き返そうとしています。これもまた、侵略の歴史を正当化する行為です。 そしてこれらが、一自治体や一部の無分別な国粋主義者らの行為にとどまら ず、日本の執権勢力と中央政府の幇助のもとに成り立っているがゆえに、我々 はこ れを「日本の行為」として見ざるを得ません。これは、日本がこれまで 行ってきた反省と謝罪を、すべて白紙化する行為でもあります。 今や、韓国政府も断固として対応せざるを得ません。侵略と支配の歴史を正当 化し、ふたたび覇権主義を貫徹しようとする意図を、これ以上看過するわけに は いかなくなりました。韓半島と東北アジアの未来がかかった問題だからです。 このような行為は今のところ、日本国民の大多数の考えとは違うというのが事 実です。しかし、政治指導者らが扇動し、歴史をさかさまに教えることが続け ば、状況はすぐに変わりかねません。 尊敬する国民の皆さん 政府は積極的に前に立ちます。これまで政府が、日本に対して言うべき言葉や 主張があっても、なるべく市民団体や被害者に任せ、沈黙してきたことは事実 で す。 被害者たちの血の出るような叫びにも手を貸さず、被害者たちが真相解明のた めに東奔西走する時にも、ろくに手伝いませんでした。政府間の摩擦がもたら す 外交上の負担や、経済にまで及びかねない波紋を考慮したこともあります が、何よりも、未来志向的な韓日関係を考えて自制したのです。 しかしそれに対する日本からのお返しは、未来を全く考慮していないとしか思 えない行動でした。今では、政府が出なかったことがむしろ、日本の無神経さ を 呼んだのではないかという疑問が呈されています。これではいけません。 今からでも、政府ができることはすべて行おうと考えます。 まず、外交的に断固として対応します。外交的対応の核心とは、日本政府に対 して断固として是正を要求することです。日本政府の誠意ある応答は期待しに く かろう、という懸念があるにはありますが、当然言うべきことならば、 (相手が)聞く時まで止めず、ねばり強く要求します。 次に、国際世論を説得します。国際秩序とは力の秩序で、国家関係は利益が優 先されるのが現実ではあります。しかし一方で、国際社会は、それぞれ皆が尊 重 すべき普遍的価値と秩序を強調する方向に、少しずつ進んでいるのも事実 です。日本が、普通の国家を越えアジアと世界の秩序をリードする国家になろ うとす るならば、歴史の大義に符合して身を処し、確固たる平和国家として 国際社会の信頼を回復しなければなりません。 国際社会にも日本に対して、人類の良心と国際社会の道理のもとに行動するよ う促す義務があります。我々は国際社会に向かって、この当然の道理について 説 得します。 これらすべてに増して大切なことは、日本国民を説得することです。問題を究 極的に解決するならば、日本国民が歴史を正しく知り、日本が韓日両国と東北 ア ジアの未来のために何をなすべきか、正しく理解しなければなりません。 それでこそ、日本政府の政策が、正しい方向を捉えられるのです。 これらは、決してやさしいことではありません。他人の過ちを表に出して指摘 するようなことは、難しいのみならず、気まずいものです。互いに顔を赤ら め、 対立することも増えるでしょう。ほかの国々の人々の目に、我々がそし り争うように映るのは、とても恥ずかしくもあります。 厳しい外交戦争もありえます。そのために経済、社会、文化その他多くの分野 の交流が萎縮し、それが我々の経済を冷え込ませないかという憂慮もあります。 しかしこの問題については、大きく心配しなくてもよいでしょう。今や我々も それなりの困難には持ち堪えられる十分な力量があると思います。そして、国 家 的に必ず解決するべきことのため、どうしても耐えなければならない負担 ならば、毅然として耐えるべきです。しかし、耐えられない負担が生じないよ うに、 一方では状況を賢くコントロールします。 国民の皆さん どんな困難が生じたとしても、後退したりうやむやにしたりせず、韓国国民が 受け入れられる結果が現れるまで、ねばり強く対処します。今回は必ず根を絶 ち ます。難しい時には国民の皆さんの助けを求めます。新しい問題が起きる たびに、国民皆さんの意見を聞きます。 今、このような決意を国民の皆さんに報告しつつ、いくつかお願いをいたします。 第1に、(日本の)一部国粋主義者の侵略的意図は絶対に許せませんが、だか らといって、日本国民全部を疑ったり敵対してはなりません。日本と韓国は、 離 れられない宿命的な隣人です。両国国民の間に不信と憎悪の感情が醸成さ れれば、大きな不幸の再来を避けられなくなります。 第2に、冷静さを失わず、穏やかに対応せねばなりません。対応は断固とし て、説得は理性的に。品位を失ってはなりません。ある程度の感情表現はない わけ にはいきませんが、節度を失ってはなりません。これは、力による戦い ではありません。名分を失えば、それは自分にはねかえります。感情を刺激し すぎたり 侮辱する行為は、特に慎まねばなりません。 第3に、根気と忍耐を持って対応せねばなりません。戦いという言い方をする ならば、この戦いは一日二日で終わる戦いではありません。持久戦です。どん な 困難であっても甘受するという悲壮な覚悟で臨み、しかし体力消耗は最大 限減らす知恵と余裕をもって、粘り強くやり抜かねばなりません。 第4に、遠くを見つめ、戦略的に対応せねばなりません。判断は慎重に、発言 と行動は遅すぎるぐらいにせねばなりません。一喜一憂してもならず、人々の 口 をふさいでもなりません。これまで発言・行動が過剰でなかったか、とい う不安がなくはありません。 尊敬する国民の皆さん 韓国国民の要求は、歴史の大義に基礎を置いています。我々は無理なことを要 求したわけでもありません。新しい謝罪を要求したわけでもありません。不誠 実 な謝罪ではありましたが、それさえ白紙化するのはどうであろうか、と是 正を要求しているだけです。そしていまだ未解決の諸問題については事実を認 め、適 切な措置を取るよう促しているだけです。 私は事必帰正(すべての過ちは、必ず正しい道理に帰する。真理は非道理に勝 つ。)という言葉を信じています。私にはこれらを正しく処理する所信と戦略 が あります。国民の皆さんを絶対に失望させません。 信じて助けてください。そして勇気と自信をもってください。我々の要求は必 ず、歴史から答えを得ます。 (翻訳全文以上です) 翻訳:佐島顕子 青瓦台HP 原文 http://www.president.go.kr/cwd/kr/archive/archive_view.php? meta_id=speech&id=1c19f57eb07fa0a5c45add2 ()、「」は訳者によります。
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