中国大使人事

中国大使に飯村氏起用 外務審議官には西田氏*1

2005年07月02日12時34分

 外務省は、阿南惟茂中国大使の後任に飯村豊インドネシア大使、田中均外務審議官(政治担当)の後任に西田恒夫総合外交政策局長を起用する人事を固めた。8月にも発令する。

 阿南氏は01年1月に中国大使に就任。中国問題に精通した「チャイナ・スクール」の一人として、02年5月に中国・瀋陽の日本総領事館北朝鮮から脱出した家族が亡命を求めた事件の対応などに当たった。

 後任の飯村氏は「中国畑」ではなく、専門外の立場から、小泉首相靖国神社参拝などで悪化した日中関係の立て直しに当たる。

 【中国大使】

 飯村 豊氏(いいむら・ゆたか)東大中退、69年外務省に入り、経済協力局長、官房長、官房審議官(外務省改革担当)を経て、02年7月からインドネシア大使。58歳。

 【外務審議官(政治担当)】

 西田 恒夫氏(にしだ・つねお)東大卒、70年外務省に入り、ロシア課長、ロサンゼルス総領事、経済協力局長などを経て、02年9月から総合外交政策局長。58歳。


朝日にしてみれば、チャイナ・スクールも「中国問題に精通した」人々になるらしい。
後任の飯村氏は歴代最凶外務大臣田中真紀子に大臣室出入り禁止にされた人ですな、たしか。悪名高きチャイナ・スクールが大臣人事から外れたのは興味深い。


中国の反日感情を煽りに煽る小泉外交が的を得て(?)、中国のサミット入りが議論すらされないし、なかなかおもしろいものだね。


新幹線輸出*2TGVに落ち着くと面白いな。KTX*3の失敗を是非踏襲してほしいし、最新技術をそう簡単に輸出しても、翌年にはコピー新幹線が登場していそうだしね