100人斬り訴訟の棄却

一部では「(ホンカツ)勝訴」と言っているが、棄却は勝訴なのか?

「百人斬り」訴訟で判決 旧日本軍少尉の報道めぐり*1

logo 2005年 8月23日 (火) 07:27

 日中戦争時に「百人斬(ぎ)り」をしたとする虚偽の報道や記述で名誉を傷つけられたとして、戦後処刑された旧日本軍少尉2人の遺族3人が朝日、毎日両新聞社と本多勝一元朝日新聞記者らに総額3600万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が23日、東京地裁(土肥章大裁判長)で言い渡される。

訴状によると、東京日日新聞(現毎日新聞)は日中戦争時の1937年11−12月の記事で、南京へ向かう途中、2人が中国兵を殺害する「百人斬り」の競争をしていると報道した。朝日新聞も71年、本多元記者の連載「中国の旅」の中で、2人が「百人斬り」競争をしたとの伝聞記事を掲載。さらに同様の記述がある本を出版した。

遺族側は、記事は戦意高揚のための創作だったのに、毎日新聞は訂正せず、朝日新聞も本を出版し続け、戦犯として処刑された両少尉や遺族の名誉を傷つけたとして2003年4月に提訴した。


この報道に関する2ch
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1124764313/



この訴訟は「勢いに乗ってホラ話をしたら、マスコミが裏付けもなく報道しちゃって残された遺族は隣近所から石投げられて苦しんでました」ってことなのかな。

 ▽毎日新聞社社長室広報担当の話 当社の主張が認められたものと理解しています。
 〈朝日新聞社広報部の話〉 当社の主張を認めた判決と受け止めています。
 本多氏は「全く当然の判決。もともと歴史上の事実で、疑問の余地はない」と淡々とした表情。「本来、歴史のテーマである問題を裁判に持ち込んだこと自体、南京大虐殺や中国侵略の事実を否定しようとするものだ」と指摘した。


メディアの姿勢としてはなんとも無責任だねぇ、ほんと。本人が話したら全て事実かい。
ホンカツ*2も中国政府に媚売って取材させてもらってあることないこと言いふらして名前売って印税儲けて・・・なーにが「歴史のテーマ」だよ。思い切り政治的な宣伝じゃないか。



あとY!のカテゴリ*3にあったこのページ

百人斬り裁判
http://saya.lomo.jp/hyakuninngiri.html


ホンカツの主張をそのまま受け入れて、宗教チック。気持ちが悪いな。


■関連

この手の話でよくでてくる掲示
問答有用
http://otd2.jbbs.livedoor.jp/mondou/bbs_index

あまり立派な人ではないんじゃ?
裁判長「土肥章大」
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E5%9C%9F%E8%82%A5%E7%AB%A0%E5%A4%A7&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=

「残念だ」と遺族=本多氏「当然の判決」−百人斬り訴訟*4

 「百人斬(ぎ)り」訴訟で遺族側請求を棄却した判決を受け、原告の旧日本軍将校の遺族側と被告のジャーナリスト本多勝一氏らが23日、東京・霞が関の司法記者クラブで、それぞれ記者会見した。
 遺族の1人は「百人斬りは物理的、理論的にもあり得ないと確信している。判決で『なかった』と明確に示されず、残念だ」と話し、「あり得ない武勇伝を書き続ける本多氏はジャーナリストとして許されるのか。書き得だ」と批判した。
 これに対し、本多氏は「全く当然の判決。もともと歴史上の事実で、疑問の余地はない」と淡々とした表情。「本来、歴史のテーマである問題を裁判に持ち込んだこと自体、南京大虐殺や中国侵略の事実を否定しようとするものだ」と指摘した。 
時事通信) - 8月23日13時5分更新

「百人斬り」報道、旧軍少尉遺族の損賠請求を棄却*5

 1937年に旧日本軍が中国の南京へ侵攻した際、2人の少尉が中国兵を競って切り倒す「百人斬(ぎ)り競争」を行ったとする記事で名誉を傷付けられたとして、少尉の遺族が毎日新聞社(当時の東京日日新聞)、朝日新聞社柏書房の3社と、本多勝一元朝日新聞編集委員に計3600万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が23日、東京地裁であった。

 土肥章大裁判長は「真偽について見解が分かれ、歴史的事実としての評価は定まっておらず、明白な虚偽とは認められない」と述べ、請求を棄却した。原告は控訴する方針。

 原告は、「百人斬り」などでの虐殺を理由に、47年の南京軍事裁判で死刑となった向井敏明少尉と野田毅少尉の遺族3人。

 判決は、初めて百人斬りを報道した東京日日新聞の記事について、<1>2人が記者に話したことが契機となった<2>1人は報道後、百人斬りを認める発言をしたことがうかがわれる――などの点から、「虚偽、誇張が含まれている可能性が全くないとはいえないが、記者の創作とまで認めるのは困難」と判断した。

 判決などによると、同新聞は37年、4回にわたり、南京侵攻中の両少尉が、どちらが先に中国兵100人を切り倒せるか競争していたなどと報じた。

 本多氏は71年、朝日新聞に、百人斬りを事実とする中国人の証言を含む記事を載せ、単行本の「中国の旅」(朝日新聞社刊)にも収録。本多氏らが執筆し、柏書房が出版した「南京大虐殺否定論13のウソ」も、百人斬りが事実だったと記述した。
(読売新聞) - 8月23日12時50分更新

<中国兵「百人斬り」>原告の請求を棄却 東京地裁*6

 1937年に中国兵の「百人斬(ぎ)り競争」をしたと報じられ、戦後に処刑された旧日本軍将校2人の遺族が「虚偽の報道で名誉を傷つけられた」として、毎日新聞社朝日新聞社柏書房、ジャーナリストの本多勝一氏に計3600万円の損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁(土肥章大裁判長)は23日、原告の請求を棄却した。
 判決などによると、東京日日新聞(現毎日新聞)は37年11〜12月、南京へ向かう途中に2人が競って中国兵を切り倒す「百人斬り」をしたと報道。本多氏は朝日新聞社発行の著書「中国の旅」(81年)や柏書房から発行した共著「南京大虐殺否定論13のウソ」(99年)などで「百人斬り」に言及した。原告は「戦意高揚のため創作された虚偽の記事や記載で、遺族として名誉を傷つけられた」と主張していた。
 土肥裁判長は、記事は2人が記者に「百人斬り」の話をしたことが契機となっていることや、百人斬りの真否が歴史的事実として定まっていないことなどから「虚偽であるとまでは認められない」と判断。さらに、毎日新聞社については、提訴が記事掲載から20年を超えていることから、損害賠償請求権が消滅する除斥期間を経過したと認定した。【井崎憲】
 ▽毎日新聞社社長室広報担当の話 当社の主張が認められたものと理解しています。
毎日新聞) - 8月23日12時23分更新

元将校遺族の請求を棄却 「百人斬り」訴訟で東京地裁*7

2005年08月23日13時10分

 旧日本軍の将校2人が戦時中の1937年に中国で「百人斬(ぎ)り競争」をしたとする当時の新聞報道や、のちにこの問題を扱った書籍をめぐり、遺族が「虚偽の事実を書かれ、名誉を傷つけられた」などとして、朝日、毎日両新聞社と本多勝一元朝日新聞記者らを相手に出版差し止めや謝罪広告の掲載、計3600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が23日、東京地裁であった。土肥章大(どい・あきお)裁判長は請求をすべて棄却した。

 当時少尉だった将校2人の遺族が03年4月に提訴。37年当時、両少尉が中国兵を日本刀で殺害した人数を競う「百人斬り競争」をしたと報じた東京日日新聞(現・毎日新聞)の記事と、本多氏が執筆し、朝日新聞社が出版した書籍「中国の旅」と「南京への道」の記述などを問題とした。

 原告側の「死者への敬愛追慕の情を侵害した」との主張について、判決は「表現行為が違法となるのは『一見して明白に虚偽』である場合」との基準を示したうえで、記事は「両少尉が記者に百人斬り競争の話をしたことがきっかけで掲載された」などと認定。「本多氏が論拠とした関係者の著述なども一概に虚偽とは言えない」などとして、書籍の記述が「一見して明白に虚偽だとはいえない」と判断した。

 原告側の「死者や遺族の名誉を棄損した」との主張についても、「死亡によって名誉などの人格権は消滅する」「記述は遺族の生活状況などについて言及していない」などとして退けた。

 〈原告側代理人の話〉 明白に虚偽だとの証明を原告に求める不当な判決。控訴して争いたい。

 〈朝日新聞社広報部の話〉 当社の主張を認めた判決と受け止めています。

「虚偽であるとまでは認められない」

というのは「限りなく嘘っぽい」ということ?