F-15K

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最新鋭戦闘機「F-15K」2機が韓国に到着*1

 次世代の韓国領空防衛の主役となる最新鋭の戦闘機F-15Kの最初の引渡し分にあたる2機(第3・第4号機)が7日、城南(ソンナム)空軍ソウル空港に無事到着した。これによって空軍は21世紀型先端戦略軍という目標に向けて力強く羽ばたき始めた。

 同日の午後12時47分頃、ソウル空港の滑走路には、秋雨が降る中、北側の上空に小さな明かりが見えたかと思うと、あっという間に濃いグレーのF-15K第3号機が滑るように軽く着陸した。5分後、続いて第4号機が着陸した。

 今月2日、米国セントルイスに位置するボーイング工場を出発したF-15K第3・第4号機は、米空軍のKC-135空中給油機から6回の空中給油を受けて延べ1万5962キロメートルを飛行してきた。

 戦闘機のパイロットは米ボーイング社側のパイロットが担当し、後方シートには韓国空軍のパイロットのイ・ヨンス(38)少領(日本の航空自衛隊の3等空佐に当たる)と米国側武装統制士が搭乗した。ある領官(自衛隊の佐官に当たる)クラスの将校は「世界最強の戦闘機であるF-15Kを韓国が保有するとは、本当に感無量」と述べた。

 この第3・第4号機は今月18日から23日、ソウル・エアショーで公開された後、来月空軍に正式に引き渡される予定だ。空軍は年末までにF-15K4機を導入し、来年は8機、2007年に16機、2008年に12機の合わせて40機を導入する計画だ。

 最大速度マッハ2.5で飛行するF-15Kは、戦闘半径が1800キロメートルに達するため、韓半島全域をカバーでき、空軍の能力を一段階レベルアップさせる最先端の新兵器だ。特に、全地球測位システムGPS)を利用した精密攻撃直撃弾と最大射程距離が278キロメートルに達するSLAM-ER空対地ミサイル、ハープーン空対艦誘導弾、180度まで迎撃することができる最先端AIM-9Xサイドワインダー空対空ミサイルなど、恐るべき装備を備えている。

 空軍は2006年までF-15K戦闘機を操縦するパイロット訓練を行い、2007年9月頃、領空防御に投入する計画だ。また空軍は、1960年代に導入し、老朽化したF-4Dファントムおよそ40機を2011年までに順次引退させる予定だ。

 空軍の関係者は、「2008年にF-15Kの配備が完了し、また最近量産に突入した国産超音速航空機T/A-50が2007年に投入されれば、空軍は最新鋭の長・短距離戦闘機を保有する戦略空軍に生まれ変わるだろう」と述べた。

朝鮮日報


ん?

空軍は最新鋭の長・短距離戦闘機を保有する戦略空軍に生まれ変わるだろう

戦略空軍ってのはB-52とかB-2とか揃えて戦略爆撃*2ができないといけないんじゃないか?


見栄張りすぎ・・・


しかしF-15は確かにマルチに使えるいい戦闘機だけど、要撃任務と対地攻撃とを兼任させるのはどうなのかねぇ。
そして肝心のSLAM-ERは電波周波数の問題で使用できないという話が・・・*3


T/A-50*4ってのは自称国産の練習機兼攻撃機*5
見るからにF-5とかA-4とかMig-21とかその辺りの性能だけど、基本練習機、無理して実戦参加なのかな?

「戦略空軍」には遠いと思うが・・・。