「ノルウェイの森」

いやぁ、実ははじめて読んだのだが。
文学作品・・・ではないのだろう。
雰囲気をなんとなく感じて、世界に浸るのがよいのかなーというところ。


上巻はその意味では雰囲気に浸ることが出来た。
下巻になって・・・ちょっと生生しい感じに違和感を感じたが、このあたりは作者が故意に狙っているみたいな。
最後はもうちょっと練りこんで欲しかったかな?
あと一言二言あればなと残念に思う。


この本が出たのが1987年らしい。
で、1960年代後半が舞台となっている。
んー、今読んでも古臭くは感じないし、21世紀から見た1960年代ではなく、1987年から見た1960年代が見えてくるような・・・気がする。


ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)