共産党支配の崩壊

中国反日デモ 胡主席「第二の天安門」懸念 米誌報道「反体制派に口実」*1

【ニューヨーク支局】十八日発売の米週刊誌ニューズウィーク最新号は、中国の胡錦濤国家主席が九日に北京で起きた大規模な反日デモの直後に共産党政治局常務委員会の緊急会議を開き、「反日抗議活動の混乱拡大を許せば、反体制派に不満発散の口実を与えるだけだ」と警告していた、と報じた。
 同誌が中国筋の話として伝えたところによると、緊急会議は北京の日本大使館の窓ガラスが割られるなど暴徒化した反日デモが発生した数時間後に開かれた。胡主席の最大の懸念は外交ではなく、「天安門事件スタイルの政府と民衆との対立」に発展する可能性についてだったという。
 同誌は反日デモについて、「少なくとも初期の段階では中国政府によってむしろひそかに奨励されていた」とした上で、胡主席の懸念は「遅すぎた」としている。
 デモの背景について同誌は、「日本の歴史教科書をめぐって発生したかたちになってはいるものの、実際には、日中どちらが太平洋西側の主役を担うかについての、未来をめぐる争いだ」と指摘している。中国が日本の国連安保理常任理事国入りに対して拒否権を発動する可能性があるとして、「日本は夢をあきらめなければならない事態に追い込まれるかもしれない」と予想している。
産経新聞) - 4月18日15時48分更新


ということは、反日デモをされに煽ると共産党支配は弱体化するということか。煽るだけ煽った方が妥協点が見出せるかもな。


北京オリンピックを日本がボイコットなる噂が外相会談ででたようだが、「体面」にこだわる中国としてはやはり気になるのか?


日本が五輪ボイコット? 唐氏、町村外相に“懸念”*2

 【北京18日共同】中国の唐家セン国務委員が18日の町村信孝外相との会談で、2008年の北京五輪に触れ「(日本が)ボイコットという話もあるようだが、どうなっているのか」と問いただし、町村外相が驚く一幕があった。日中関係のこじれは、3年先の五輪にまで影を落とし始めているようだ。
 思わぬ質問に町村外相は「そんな話は聞いていない」と否定する一方で、暴徒化した反日デモなどを引き合いに「国際社会では中国が整然と開けるかどうか心配している」とチクリ。しかし同時に「何とかして北京五輪を支援したいと思っている」と五輪に積極的に協力する意思を強調した。
 外務省首脳は唐氏の発言に「一部の人が(ボイコットと)言っているのかもしれないが、そんなひと言ひと言を日本政府の姿勢の変化ととらえるのは事実に反する」と不快感を示した。
共同通信) - 4月18日20時50分更新