ということは?

安保理改革、中国が「地域内の合意」求める文書公表*1

logo 2005年 6月 8日 (水) 11:25

 【北京=竹腰雅彦】中国政府は7日深夜、国連改革に関する立場を示した初めての文書を公表し、焦点の安全保障理事会改革について、「地域内の合意」の優先的な考慮を求めた。日本を名指ししてはいないが、事実上、中国の合意なしに日本の常任理事国入りは不可能だとの姿勢を、文書の形で明確にしたといえる。

 中国はすでに、歴史問題を理由に日本の常任理事国入りに反対する意向を示している。

 文書は、安保理改革で尊重すべき「原則」として、〈1〉加盟国の3分の2以上を占める発展途上国の代表の増加〈2〉中小国の安保理審議への参加拡大〈3〉地域バランス維持――などを列挙。その上で、改革案は、「まず、関係する各地域内で合意に達しなければならない」と強調した。

 また、期限を設け、重大な意見の相違がある改革案を強行採決することには反対すると明記。日本、ドイツ、インド、ブラジルの4か国グループ(G4)が常任理事国拡大を目指して提示した枠組み決議案草案について、採択を阻止する立場を改めて示した。

 一方で文書は、「いくつかの国が提案した地域ごとに(代表を)順番に回す原則は、重視と考慮に値する」と評価。

 イタリア、韓国、パキスタンなど常任理事国拡大に反対するグループの提案を支持する姿勢を示した。

 中国は、日本の常任理事国入りに反対する一方で、ドイツ、インドに対しては、「国連での一層の役割発揮を支持する」と表明している。


じゃぁ中国は常任理事国にふさわしくないので、常任理事国辞めてくださいwwwwww、って日本が主張したらどうするの???


常任理事国だ、拒否権だ、という発想そのものが"戦勝国連合"時代の名残りだといい加減認めてほしいが。