おいおい

相手にはしたくないのだが、どうしてこうネタを投下してくれるのか。

「日本軍国主義が太平洋戦争主犯」…米下院が決議案採択

米下院が60年ぶりに初めて太平洋戦争勝利記念決議案を採択した。 決議案は、太平洋戦争を起こした日本を「ファシズム軍国主義」と強力に非難し、日本戦犯に対して有罪評決を下した極東軍事裁判の結果が有効であることを確認した。

決議案は、日本の太平洋戦争美化の動きに釘を刺す一方、小泉日本首相の靖国神社参拝に対しても間接的なけん制の意味を持つと評価される。「日本に対する勝利(V−J:Victory over Japan)」と題されたこの決議案は、太平洋戦争当時、フィリピン戦線に参戦したヘンリー・ハイド下院国際関係委員長が上程した。 14日、下院本会議で表決に付され、出席議員339人全員の賛成で通過した。 上院も近く同じ決議案審議に入る予定だ。

◇ニュース分析=米国はその間、第2次世界大戦に関連し、主にヨーロッパ戦争での勝利を浮き彫りにしながら、太平洋戦争と日本軍国主義には閉口してきた。 緊密な同盟である日本を刺激しないという意図と考えられている。 日本の強大な対米ロビー力も作用したとみられる。 しかし日本が最近、韓国・中国侵略に関する歴史歪曲はもちろん、太平洋戦争さえも「米国が誘導した側面がある」と歪曲する兆しを表れたことで、米議会が問題提起の必要性を感じたものと分析される。

ワシントン=姜賛昊(カン・チャンホ)特派員


2005.07.15 19:36:11


元ソースを検証した投稿(読みやすいように整形)

捏造だめよ 推薦 : 14
2005-07-17 17:08:53
どこが捏造なのか再度まとめました.
 この記事は2つの決議案を, 故意に混合させています.まずハイド氏が提案して14日に通過した決議案はHCONRES191という番号でタイトルが"Commemorating the 60th anniversary of the conclusion ...(以下略)です.
 一方Victory over Japanというタイトルがついた決議案はHRES360 というもので,提案者はハイド氏でもないし,まだ提案されたばかりで通過していません.
 このような捏造を行った理由として考えられるのが,HCONRES191では「極東軍事裁判の再確認」という内容が含まれており,一方HR360にはタイトルにJapanという単語が含まれているので,日本を叩くための作り話をする時にこの2つが合体していると都合が良かったのでしょう.
 いずれも米軍犠牲者を追悼する決議案で,日本に対する非難ではありません.


捏造だめよ 推薦 : 15
2005-07-17 17:08:56
特にHR360ではタイトルにJapanとあるため日本に気を使った書き方になっており,「日本は現在,自由で繁栄している民主主義国家,共有価値と相互の利益に基づく重要で永続的な友人であり,世界の専制と抑圧に対抗する保証人です」と書かれています.

 以下個別に間違いを指摘します.
 1)60年ぶりに初めて:V-J Dayは、10年前の1995年にも決議されています.
 2)日本を「ファシズム軍国主義」と強力に非難:日本のことを重要な友人と述べています
 3) 極東軍事裁判の結果が有効: 極東軍事裁判について述べられているのはHCONRES191です.
 4)日本の戦争美化に釘を刺す云々:そのような主旨のことは書かれていません.
 5)Victory over Japanと題されたこの決議案:通過した決議案は別のもの(HCONRES191)です.
 6) 14日表決:Victory over Japanはまだ提案されたばかり。


ソースの確認法。

http://thomas.loc.govでSearch Bill Text 109th Congress (2005-2006)の下のEnter bill numberを選択.空欄にHR360または HCONRES191と入力


なんつーかもう・・・ダメポ。