さてさて

姉歯」発注の代表自殺 鎌倉の海岸、遺体発見*1

 耐震強度偽造問題で、姉歯建築設計事務所に構造計算を発注し、行方不明だった東京都狛江市東和泉、森田設計事務所代表の建築士森田信秀さん(55)が26日、神奈川県鎌倉市の海岸で、遺体で見つかった。家族が身元確認した。鎌倉署は状況から自殺とみている。
 森田設計事務所は22日、建築士法に基づき東京都の立ち入り検査を受けていた。
 調べでは、26日午前11時半ごろ、服を着たままの森田さんが海岸岩場の海面に浮いているのをサーフィンをしていた会社員(48)が見つけた。
 鎌倉署員が駆け付けたが既に死亡していた。右足を骨折しており、同署は、付近のがけから飛び込んだとみている。
 森田さんは問題発覚後に行方不明になり、家族が24日夜、警視庁調布署に捜索願を出し、森田さんの乗用車が神奈川県茅ケ崎市内の駐車場で見つかっていた。
共同通信) - 11月26日21時20分更新

ヒューザー社長、伊藤元長官が紹介 公表前、国交省に 耐震偽造*2

 建物の耐震強度偽造問題で、自民党衆院議員の伊藤公介元国土庁長官が、国土交通省幹部に対し、建築主「ヒューザー」(東京都千代田区)の小嶋進社長を紹介していたことが分かった。紹介は国交省が問題を公表する二日前の十五日で、小嶋社長は省内で住宅局の担当課長と会い、伊藤元長官も同席した。
 伊藤元長官によると、小嶋社長から十五日昼に「正式に公文書でOKとなったものを建ててきたが、(建築物の)耐震基準に問題があることが分かった」と相談を持ちかけられた。このため、伊藤元長官は「現在も居住者がいるので安全のためにも早く国交省と相談した方がいい」と判断し、すぐに担当課長に連絡した。
 小嶋社長とともに同日夕に担当課長を訪ね、二十−三十分ほど、これまでの経緯などを話した。担当課長は「調査しており、一両日中に公表する」と述べたという。
 国交省はその二日後の十七日、千葉県市川市姉歯(あねは)建築設計事務所がマンション、ホテル計二十一棟の構造計算書を偽造したと発表した。
 伊藤元長官は、小嶋社長とは五、六年前、業界団体の集まりで知り合い、国土庁長官時は面識はなかった。昨年九月のパーティーでは、小嶋社長がパーティー券五十枚(計百万円分)の購入を引き受けたという。
 産経新聞の取材に対し、伊藤元長官は紹介を認めた上で「相談を受けたときは構造計算書偽造の話は全く知らず、ただ、居住者のためにも早く対応すべきだと思っただけだ。小嶋社長からも偽装の話はなかった」と強調。
 その上で、「その後、小嶋社長から何の連絡もないし、私から連絡したこともない。問題の情報も報道以上のことは知らないが、こうなった以上、小嶋社長との付き合いにけじめをつけなければならないと思っている」と語った。
産経新聞) - 11月26日16時12分更新

見方によってはかなり臭いけど。
まぁ、そこまではさすがにねぇ・・・。