言論の自由とは

ホロコースト否定の英歴史家に禁固3年…ウィーン地裁(読売新聞)*1
 【ウィーン=石黒穣】ウィーン地方裁判所は20日、英国人歴史家デービッド・アービング被告(67)に対し、ナチスによるユダヤ人大虐殺、ホロコーストを否定した17年前の発言を理由に、禁固3年の実刑判決を言い渡した。

 「ヒトラーの戦争」などの著作があるアービング被告は、1989年、ウィーンとレオベンで「アウシュビッツ強制収容所)にガス室はなかった」などと演説。これが有罪の根拠となった。

 ヒトラー誕生の地であるオーストリアでは、第2次大戦ナチスにくみしたことへの強い反省もあって、ホロコースト否定を喧伝する行為を法律で禁じている。指名手配がかかっていたアービング被告は昨年11月、極右団体の会合に出席するため入国したオーストリアの南部で逮捕された。

 アービング被告はこの日の罪状認否で、「ガス室を否定したのは誤りだった」と認めたが、裁判官は「うわべの改心」として情状酌量しなかった。

 欧州では現在、ムハンマドの風刺漫画問題をめぐり表現の自由のあり方が問い直されており、今回の裁判結果は、新たな波紋を投げかけている。



[読売新聞社:2006年02月21日 11時56分]


ついこの間「言論の自由」が叫ばれていたのになぁ。


ムハンマドを風刺しようが、ホロコーストを否定しようが、その行為自体は許されるべきだと思う。
某国の現状を見る前でもなく、批判の許されない社会ほど恐ろしいことはない。


言論の自由は「権利」だと思う。
そして権利には「義務」が伴うはずだ。


ムハンマドを風刺するなら、キリストだって風刺できないとおかしい*2
ホロコーストを否定するなら、科学的に立証するべきだ*3


もっとも、剣道の起源は韓国にあり*4とかは違った意味で困るけどね!

*1:http://newsflash.nifty.com/news/ta/ta__yomiuri_20060221i304.htm?ref=rss

*2:もちろん風刺の質が悪いから却下はありだが

*3:某国では南京事件について「政治的に」宣伝しているが

*4:http://www.geocities.co.jp/Athlete-Acropolis/6963/